百人一首『大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ず天橋立』
●概要
千丈ケ嶽を主峰とする大江山連峰は、各山頂をつなぐ展望の良い稜線は歩いていて気持ちよく、関西百名山に選出されるなど、北近畿では人気の山で登山客も比較的多い。
またいくつかの登山口を有し、さまざまなバリエーションも楽しめる。
毎年10月頃から雲海が広がり、3月〜4月には、ヒュウガミズキの花が開花します。
登りの所要時間は、鞍部から登山開始した場合、鞍部登山口から標高差約200m約50分で大江山山頂に、鞍部登山口から鍋塚山頂までは標高差約150m約45分である。
●登山道
鬼獄稲荷神社登山口および、鞍部や加悦双峰公園から千丈ケ嶽山頂への高低差は、200m程度であることや、鎖場や岩場(赤石ケ岳は岩がゴロゴロしている箇所が若干ある)がないことから、のんびりと登山を楽しめる。
鍋塚から赤石ケ岳の稜線は、草原や潅木帯が多くを占め眺めがよい。
●山頂
大江山山頂は、ベンチおよび東屋が設置され、広い芝の山頂であることから、食事には最適の場所である。
また他の山頂も展望がよくベンチもあるため、休憩場所に良い。
北側の鍋塚は一面笹に覆われ、山頂では日本海を望め展望が良いことから、時間があればこちらもお勧めである。
●アクセス (登山口駐車場周辺の道路状況など)
各登山口駐車場までは、舗装されているが山道を登って行くことになる。
冬季については、除雪されず鞍部登山口などにアクセスできない場合が多いので、麓から登ることになる。
●その他
昔はスキー場があっただけあって積雪量は多く、冬季については、登山される方は少ないが、スノーシューで雪山を楽しまれる方がある。
また地元では毎年スノーシューツアーが開催されている。
大江山の天気はこちら
2018年11月 2019年4月(大江山その2)
赤石ヶ岳を眺める
大江山山頂