●概要
北摂の最高峰である深山は、山頂付近の笹原が印象的で、山深い北摂の印象とは少し趣が異なる。
今回は、ささやま森の公園からのコースおよびるり渓からのコースを紹介している。
登りの所要時間は、ささやま森の公園から登るイラスト右側のルートでは登山口から山頂まで、標高差約500m約100分で山頂に。
るり渓温泉から登る場合は、約80分ほどで山頂に到着できます。
●登山道(ささやま森の公園から登るコース)
イラストの白線は、舗装された林道を示しており、周辺はスギヒノキの植林である。
それを通過すると登山道になり、広葉樹の森に変わる。
広葉樹の森は、落葉時期になると、落葉で登山道が分かりにくくなるが、そういった場所に標識が多く設置され親切である。
勾配は比較的緩やかであり、鎖場や岩場がない。
休憩に良さそうな場所は、山頂でそれ以外にはないが、分岐や岩などのモニュメントなどで適宜で取りましょう。
●登山道(るり渓から登るコース)
登り始めは、るり渓CCを右に眺めながら歩き、途中から笹原となって終始展望がよく、明るい印象の登山道である。
登山道は分かりやすく、勾配は比較的緩やかであり、鎖場や岩場がない。
●山頂
電波塔のある広い山頂は、周辺が笹原で景観を遮るものがあまりないため、眺めが良い。
●その他
冬季について、日本海側の気候の影響を多少受けるこのエリアは、ある程度の積雪はあるが、豪雪地帯ではないことや、特に近年積雪量が少ないため、冬でも比較的容易に登れることが多い。
2018年12月
舗装された林道を歩く
山頂付近のススキ
山頂