三菱電機製CTはCD−40Kの40VAから(2019年現在)計器・継電器の電子化に伴い,使用負荷が低下していることで25VAへと変更された。(過電流継電器MOC-A1T-Rの場合は5VA(動作時は6VA)、誘導型MOC-2T-Dの場合は動作前21VA(動作後10VA)
CD-40Kの後継機種は、継電器に接続するものはCD-25NB(過電流強度40倍)を選定し,一般計器に接続するものはCD-25KBである。(稀に設備更新において、継電器に使用するもので価格が安いのでCD-25KBを選定される場合があるが誤りである)
ちなみにCD-25NBは過電流強度40倍過電流定数はn>10である。過電流強度75倍の場合はCD-25ENB,過電流強度150倍の場合はCD-40BNAを選定する。
【参考】
過電流定数とはnが10ということは定格一次電流の10倍までは比誤差10%以内
過電流強度とは電気的・機械的に耐える限度の保証電流値
2022年現在