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自宅に太陽光発電と蓄電池を設置しました。

仕事柄以前から興味がありました太陽光発電でありますが、ようやく設置できました。

導入までのお話
戸建2世帯住宅の我が家の電気代は、コンロのみLPガスを使用してますが、太陽光発電設置前で年間40万ほど。
高っかーーー関西なので低く抑えられていますが!
4人家族の場合の平均的な電気代は関西電力の場合16万ほどであり、我が家の電気代は倍以上かかっているではないか!(◎_◎;)
あるホームセンターに太陽光発電の営業に来られていたので見積もりを取りましたが、思ってよりかなり高額であり、初期投資の回収に20年以上かかるという話。
これでは今後電気代が値上がりしても、メンテナンス費用などもこれからかかってくるので高すぎる。
地元の電気工事会社へ連絡を取ってみましたが、補助金についての知識があまりなく、太陽光発電の実績はあるようですが良い印象ではなく、見積もりを依頼するのはやめました。
それから数ヶ月後、テレビのニュースで太陽光発電導入の特集があり、インターネットで太陽光発電を検索していてよく目にする一括比較サイトの取材がありました。
テレビに取り上げられると、安心感が出てきて早速業者の紹介を依頼しました。
後日一社紹介があり、見積もりを依頼しました。
Googleの航空写真やこちらの要望をメールで伝え、数種類の見積もりが提示されました。
以前の金額から比較するとかなり魅力的な金額。
この金額であれば、YouTubeなどの太陽光発電の情報から予想していた金額より安く、以前の業者の半分以下。
業者によってこれほど違いがあるとは!
この業者が信頼できるかどうか心配はありましたが、お電話とメールでの打ち合わせでは、営業の担当者の対応や話し方の印象が良く発注することにしました。
蓄電池12kWh パワコン6.6kW パネルは7.8kW
パネルサイズは、同じサイズのメーカーが多く、故障した時もしメーカーが倒産していても、他者のメーカーのものが設置できそうである。
停電時には特定負荷のみ給電できるものにしました。
今後のメンテナンスを考え、パネルは鉄骨の陸屋根のみに設置した。
補助金の申請でこちらで行うことは、業者が用意された書類に記入や押印などですが、フロー図見てますと業者で行う手続きは複雑です。

工事から売電開始まで
事前に電力会社のBルート工事。
業者の下見のあと工事は1日でほぼ完了。
発電開始。
その後売電の為取引メーター交換。
2024年度はDR補助金があり、年度末に無事入金されたました。(50万ほど)
売電は翌4月から開始された。
運用開始後も気になるのは太陽光発電及び蓄電のメリットである。
昨年と比較し2月請求分は14000円ほど3月請求分は20000円ほど下がり、発電量が上がってきた。(昨年度は電気代に補助があったと思うので、もう少し効果はあるのではないか。)
運用については、基本何もする必要はなく設備にお任せですが、翌日が晴れ予報の前日に、2台あるエコキュートの現在時間を12時間ほど変更して、昼間に湯を沸かす設定にし、発電された電気を売電ではなくできるだけ自家消費に変更するなど工夫している。(今のエコキュートは自動で昼間に湯を沸かす様であるが。)
蓄電池については、天気予報のデーターを自動で取り込み、翌日雨予報の場合は、夜間の蓄電量が多くなるよう制御されており、希望にかなうものとなっているが、翌日曇り予報で実際は晴れの場合、朝蓄電池に40%ほど電気がたまっている場合が多く、朝はあまり消費しないので、40%から少し下がるが、昼間どんどん発電して蓄電が100%を超え売電開始の時刻が早くなるので、発電量が多くなり夜間電力で蓄電した分の電気代と売電した金額の差(夜間電力単価約20円+蓄電ロスー売電単価15円)がロスとなってしまう。

まとめ
太陽発電は投資であり初期投資を回収し、利益が上がるか導入直後にはわからない。
設置当初は今のところ順調であるが今後どうなるか。
保証期間後の更新時期に、これまでのメリットがいかほどか整理しておくと今後の投資の判断に有効です。
過去の発電量や蓄電池の過去の放電量についてはモニタリングサイトでわかるので、故障時に太陽光発電を続けで導入するか、さらに蓄電池も導入するかの判断の目安になる。

蓄電池のメリット考察(現在の料金体系で)

今後10年間は、夜間蓄電分のメリットは1kwh当たり約30円ー約20円=10円
        発電分の蓄電のメリットは1kwh当たり 約30円ー16円=14円
1日当たり仮に夜間4kwh充電し、発電分の蓄電を5kwh充電した場合
  夜間10円×4=40円 発電分14円×5=70円 
年間 (40+70)×365=40,150円
10年間 40,150×10=401,500円 
固定買取価格終了後の10年以降は、夜間蓄電分のメリットは1kwh当たり約30円ー約20円=10円
        発電分の蓄電のメリットは1kwh当たり 約30円ー8円=22円
1日当たり仮に夜間4kwh充電し、発電分の蓄電を5kwh充電した場合
  夜間10円×4=40円 発電分22円×5=110円 
年間 (40+110)×365=54,750円
10年間で 54,750×10=547,500円
蓄電池の過去の放電量についてはモニタリングサイトでわかるので、更新時に蓄電池を導入するかの目安になる。

2025年4月

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