つぶやき

DTC回路について

DTC回路について

 低圧の非常用発電設備が設置されている事業所において、消防法などにより停電になると自動で発電機回路に切換える回路になっているものが多い。
 低圧の非常用発電設備が小型のものでは、DTCは発電設備のパッケージに内蔵されているものが多く、停電の検出や発電機回路に切換える回路など全てパッケージ化されている。
 この場合、非常用発電設備への電源を切れば、停電を検出し発電機が起動後、発電機回路に切換わる。
 低圧の非常用発電設備が大型になると、DTCは発電機のパッケージ内ではなく受変電設備に設置されているものが多く、非常用発電設備の電源と停電復電検出は別になる場合が多い。
 下図はDTCへの回路構成の一例であり、A電源側及びB電源側が同時に励磁されない様構成する。

関連記事

  1. つぶやき

    電柱の話

    4-2電柱の話を追加いたしました。2020年3月…

  2. つぶやき

    つぶやき(キュービクル計器の配置)

     身長が高い方でも、キュービクルのメーターを読んだり、電圧計や電流計…

  3. つぶやき

    高圧ケーブル水トリーについてのつぶやき

     R3年6月中部近畿産業保安監督部より「更新推奨時期に満たない高圧ケ…

  4. つぶやき

    つぶやき(スプリング式端子台)

     スプリング式端子台は、省スペースで配線に要する時間が短いことや、作…

  5. つぶやき

    つぶやき(10000Vメガの破壊力)

     極めて稀なケースで、劣化した高圧ケーブルが、絶縁測定時にDC100…

  6. 低圧設備

    つぶやき(配線劣化)

     ケーブルも年数とともに劣化するもので、熱的な影響や外力により、絶縁…

PAGE TOP