つぶやき

つぶやき(停電復電操作の恐怖)

 簡単な事ほど注意が行き届かないのが人の常である。
 年次点検で行う停電復電操作において、作業終了後低圧ブレーカーなどが停電前の状態に戻っておらず、常に電源が必要な設備の電源喪失や逆に電源を供給してはいけない所へ送電した為に、設備の破損や最悪工場などが操業できなくなる場合があるので細心の注意が必要である。
 従って停電前の状態を記録し、復電後にチェックする事を忘れないようにする事が重要であり、操作したブレーカーにナンバーを貼って作業されたり、図面に記載するなど対策が必要である。
 特に離れていたり隠れたところにあるブレーカーは、確認が漏れやすいので気をつけましょう。
 年次点検の仕事を始めてまもない頃は、停電復電操作への注意が不足する様で、点検作業のみに注意が行かない様、客観的な目線も必要である。
D氏より

関連記事

  1. つぶやき

    つぶやき(VT内臓PASの耐圧試験について)

    VT内蔵のPAS及びUGRの耐圧試験について、3相一括で行い、1相ご…

  2. つぶやき

    つぶやき キュービクル扉

     受電状態のキュービクルの扉を開けて良いのは、電気主任技術者又は、電…

  3. つぶやき

    DTC回路について

    DTC回路について 低圧の非常用発電設備が設置されている事業…

  4. つぶやき

    低濃度PCBのつぶやき

    今年も8月となり、暑さがしみる今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごし…

  5. つぶやき

    CTの更新について

     三菱電機製CTはCD−40Kの40VAから(2019年現在)計器・…

  6. つぶやき

    絶縁油について

     絶縁油については、PCB含有の有無が気になる今日この頃です。 PC…

PAGE TOP