つぶやき

高圧機器の絶縁抵抗良否判定について

 先日ある雑誌を見ていると、ある協会では高圧電路(6600V系)の絶縁抵抗判定値として
30M以上:良、6~30M:注意、6M未満:否
を採用されていた。
 こちらは100M以上を良と判定しているので、各組織で考え方が異なり、各機器メーカーの考え方とも異なる。
 長年年次点検を行っていると、絶縁低下しやすい機器が判ってきますが、想定外の機器の場合もある。
 絶縁劣化した機器の特定には、最終的に配線を切り離す必要があるため、点検時間が短いと時間内に終了するかヒヤヒヤします。

2023年11月

関連記事

  1. つぶやき

    つぶやき(確認しよう古い設備)

    3点一括クリート、ベークライト製スペーサーの放電跡や炭化跡に注意。…

  2. つぶやき

    絶縁油について

     絶縁油については、PCB含有の有無が気になる今日この頃です。 PC…

  3. つぶやき

    CTの更新について

     三菱電機製CTはCD−40Kの40VAから(2019年現在)計器・…

  4. 未分類

    油入変圧器は何°Cまで使用できるか

    年次点検と月次点検の「電線の許容温度と耐熱クラス」に油入変圧器は何°…

  5. つぶやき

    つぶやき(停電復電操作の恐怖)

     簡単な事ほど注意が行き届かないのが人の常である。 年次点検で行う停…

  6. つぶやき

    高圧ケーブル水トリーについてのつぶやき

     R3年6月中部近畿産業保安監督部より「更新推奨時期に満たない高圧ケ…

PAGE TOP