スプリング式端子台は、省スペースで配線に要する時間が短いことや、作業中のネジ紛失がなく、ネジ式よりも緩みがないことなどから信頼性が高いとされており、近年大電流のものも製品化されている。
そこで保安の観点から想定される注意点は何か考えてみた。
①配線の着脱方法を理解が必要。
②増し締めの必要がなく基本的にメンテナンスフリーであることを知っておく
③配線の挿入深さが適正かどうかの判断については、取扱説明書の知識が必要である。
④圧着端子の必要なタイプと圧着端子不要で配線を直接挿入し接続するタイプがある。
⑤腐食しやすい環境での信頼性はどうか。
以上メンテナンスフリーであるが、保安の観点から外観点検程度は必要であり、メーカーの取扱説明書は一読された方が良い。