長年保安管理の業務を行っていますと、VCB連動試験時にトリップ後リセットできなくなり、投入できなくなる事態に遭遇する事があります。
この場合復旧に時間を要する為、停電時間が厳格に決まっている年次点検では、スリルのある点検となる。
こんな時にVCB稼動部への定期的な注油の重要性を痛感するものである。
注油については、VCBのハンドルと蓋を外すだけで、注油ポイントが現れるものが多く、注油ポイントは蓋の裏に記載されたもの(メーカー様の心配りに感謝)や取扱い説明書に記載されており、定期的に行うことが重要ですが、保安規程や契約書には記載がない場合が多く、技術者の良心に任されていることが多い。
又遮断器のメンテについて、メーカーの講習会が開催される場合は、参加をお勧めします。
A氏より