VCBが絶縁劣化により地絡又は短絡事故に至ったケースを耳にすることがありますが、誰しもあまり経験がないため予兆を見つけるのは容易ではない。
先日年次点検時に、下部のカバーが落下していることを確認し、点検すると落下の原因は放電による加熱で樹脂が溶けたことが原因であった。
このケースでは地絡や短絡事故には至らなかったが、地絡又は短絡に至る予兆である事は明確で、点検しづらいVCBの下面等についても漏れなく外観点検し、早期に異変に気づくことが必要と感じた。
T氏より
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