つぶやき

つぶやき(VCBの外観点検)

 VCBが絶縁劣化により地絡又は短絡事故に至ったケースを耳にすることがありますが、誰しもあまり経験がないため予兆を見つけるのは容易ではない。
 先日年次点検時に、下部のカバーが落下していることを確認し、点検すると落下の原因は放電による加熱で樹脂が溶けたことが原因であった。
 このケースでは地絡や短絡事故には至らなかったが、地絡又は短絡に至る予兆である事は明確で、点検しづらいVCBの下面等についても漏れなく外観点検し、早期に異変に気づくことが必要と感じた。
T氏より

関連記事

  1. つぶやき

    つぶやき(行っていますか?VCBの可動部注油)

     長年保安管理の業務を行っていますと、VCB連動試験時にトリップ後リ…

  2. つぶやき

    高圧機器の絶縁抵抗良否判定について

     先日ある雑誌を見ていると、ある協会では高圧電路(6600V系)の絶…

  3. つぶやき

    つぶやき(耐圧試験)

    判っているが、高圧ケーブル耐圧試験時の注意点。 長い高圧ケーブルの耐…

  4. 低圧設備

    つぶやき(非常用発電設備)

    様々な非常用発電設備関連の届出について整理すると以下のようになる。消…

  5. つぶやき

    つぶやき(VT内臓PASの耐圧試験について)

    VT内蔵のPAS及びUGRの耐圧試験について、3相一括で行い、1相ご…

  6. つぶやき

    CTの更新について

     三菱電機製CTはCD−40Kの40VAから(2019年現在)計器・…

PAGE TOP